気が利かないのを改善するには3つを頭に
暇人日記。気が利かないな、と思う人がいる。
親切心はあるのだけれども、その親切が相手に向いていない。
なので、何かをしても相手の手伝いどころか邪魔になり
気が利かない人だな?に繋がる。
気が利かないを克服するには3つを頭に入れておけばいい。
1.周辺を見ているか
2.相手を見ているか
3.相手がどう使うか
これを全部含めた、総合としまして
「 相手が喜ぶか ( 自分が満足するという意味ではない ) 」
以下では1つずつ簡単な例を。
イメージしやすいため、家庭でのお話を書いていきます。
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周辺を見ているか
最初は周辺をみているか?です。これは目で見ているそのままではなく
相手の立場に立ってみているか?
テレビを見ている人がいるとしまして
テレビの前に置いてあるものを取りたいとします。
気が利かない人というのは
テレビに映っている内容を一切気にせずに
テレビの正面に体を入れて物を取ります。
テレビを見ている人が、テレビが見られない。
そういうのが気が利かないという話になります。
これを防ぐには観察すること。
この例でいえば
・テレビがCMになったら取る
・テレビの横側から手だけ伸ばして取る
・テレビの内容が盛り上がっているところでは取らない
・野球なら投げていない、打っていない
ゴルフならボールがグリーンに落ちた後に取り
重要な場面、打つ前、打った直後で取らない
とにかく、自分で盛り上がっているな?
見所だな?と思うところでは横切らない/取らない。
これと同じく、テレビを見ていて盛り上がっているときに
・話しかけない ( 邪魔をしない )
・テレビが聞こえないような大きい声で話さない
こういう事も大事です。
ちなみに家族なんだから、話せないの?となりますけれども
仕事と考えて
・電話で話をしているときに話しかけない
・急いで出かけようとしているのに自分の用事で呼び止めない
これと同じです。
もう一つの例として
一人しか通れないのに真ん中で通せんぼしていて
相手が向かってきている、視界に入って見えているのに
声をかけなければ横に移動しなかったり
分かれ道の中央に位置して
東西南北、全方向の通行の邪魔をするなど
立っている位置ですら気が利かない人がいます。
気が利く人であれば
人が歩いてくれば目前に来るまでに移動しますし
例え座っていたとしても
伸ばしている足をたたむなど配慮ができます。
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相手を見ているか
次は相手を見ているか?です。冷蔵庫に買ってきた物を入れているとします。
冷蔵庫には野菜室/冷蔵庫/冷凍庫の3つがありますね。
気が利かない人というのは
買い物袋から取り出した順から詰めている人に渡す。
冷蔵庫を開けているのに野菜を渡したり
野菜室を開けているのに冷凍物を渡したり
上、真ん中、下と閉めて開けて閉めて開けて。
渡された方にしてみれば、手伝わなくていいから。
気が利かない人だな?となります。
この場合は簡単です。
・冷蔵庫のどの部分を開けているか把握し同じ種類の物を渡す
相手が、どの行動をしているか
手伝うのなら相手の行動と合わせなければなりません。
それが合わないと、厳しい言い方になりますが
「 邪魔 」 です。
「 私が後はやっておきますから、休んでいていいですよ 」
的な表現になります。
気が利く人であれば冷蔵庫の奥にしまう
賞味期限が長いものから渡したり
購入時に賞味期限をみて把握し
最後の方に渡しながら 「 これは明日までだから 」
と相手に手前に置いてね?という話をしたりできます。
ちなみに、これをマネしようとして
冷蔵庫に入れている時に賞味期限を確認して
入れている人を待たせるという
相手を全然見ていない行動をするのも
気が利かない人の特徴です。
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相手がどう使うか
最後に相手がどう使うか?です。朝食を食べるという例で相手がどういう順序で
何をしているか、どう使うか?の把握も大事です。
ヨーグルトの蓋を開ける → スプーンを取る →
きな粉を入れる → お箸を取る → お味噌汁
こんな順番だとします。
気が利かない人だとスプーンが食器の下に敷いてあり
食器を動かしてスプーンを取ったり。
食器のラップの上に置いてあり
気温差でラップに水滴が付き、スプーンに水滴が付き
スプーンを拭かなくてはならなかったり。
( そのまま、きな粉袋へ入れると衛生的によくないため )
勝手にお箸を使って何かを取り分ける
取り分けるのはいいのだが箸の中央部分にまで
タレなどが付いていて、知らずに触ると手がベタベタになる。
( 一言、○○を取ったよ?と言えば注意ができるのに )
箸やスプーンが持ち手と逆向きに置いたり乱雑だったり。
相手がどう使うか?の想像ができない/しない為に
常に使いにくい物を相手に提供する。
こういう言葉を聞きませんか?
「 何でも、やればいいって物じゃない 」
箸を置けば、スプーンを用意すればいい。
濡れていたり取りにくかったり汚れていたりしても
置く、用意すればいいという認識。
用意はされていても手間がかかる、または
そのままでは使えないなどで
気が利かない人だな?という評価になります。
これを防ぐ為には相手がどう動いているか/動くか
自分ならどうするか?と考えること。
・どの位置にどれを置いたら取りやすい使いやすいのか
・置いた箇所に異常はないのか ( 濡れる/落とす/汚れがない )
この例の気が利くと言えば
旅館などではないでしょうか。
食事時にお皿がある程度の数が並んでいると思います。
隣の人と見比べてみてください。
同じように並んでいるはずです。
細かい小鉢やお箸の位置まで。
気が利くという意味でやっているわけではありませんが。
そのレベルまで普段からやって!とは言いませんが
少なくてもお箸を乱雑に置くではなくそろえる程度は。
左利きの人がいて気が利く人なら
その人だけお箸の向きが右利きの人と逆に置いたり。
何も指示されずにです。
相手を観察していて気が利くという人ですね。
そういう人は
目線を窓に向けてから話しかけるとしまして
「 立っているなら・・・ 」
と言った時点で 「 窓を開けて ( 閉めて ) きますか? 」
というレベルで気が回る人もいます。
( ○○さんは窓をみていたから寒い ( 暑い ) のかな? )
気疲れしていそうですので、ありがと~と言ってあげてください。
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まとめ 自分がではなく相手が
上の3つの例でしたが共通項があります。「 全て自分が○○と思ったからやる 」
相手がどう思うか?は頭にない。
だから以下のことが起きるのです。
・テレビの前に立って見えなくする
・開けている冷蔵庫の箇所とは違う物を渡す
・取りにくい場所に箸やスプーンを置く、汚れている
相手側に立って行動すれば
上の事柄は起きないのですから
気が利かない人だなあ、とはならない筈。
ちなみに、家の例にしましたが
仕事の例にした方がよかったかな?と
今後悔しております。
気が利かないなあ・・・。
このブログの管理者の気ままさんは。
そういう声が聞こえてきそうです。
けれども、失敗しない人間はいないのです。
同じく、気が利く、利かないのも人間なのです。
違うのは 「 自分で気づいて、改善できるか 」
改善をしようとして、気が利かない人と
改善する気配もなく、気が利かない人では雲泥の差です。
自覚して、直す気があるはとても大事。
もし、ここまで読んでいただいた方で
「 自分は気が利かないけれども、改善したい! 」
と思っている人であれば大丈夫です。
少しずつ改善していけばいいのです。
こんな話をするのは失礼ですが
もしあなたが不幸にも亡くなってしまった場合でも
「 ○○さんは、あまり気が利かなかったけれど努力はしていた人 」
こう思ってくれる人がいれば
幸せなのではないかと?私は思います。
それでは、最後に私がやっている元気が出るおまじない。
くじけても立ち上がれる魔法の言葉を贈りたいと思います。
「 今日もふぁいおー! 」
以上。
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