私は必要最低限といいますか
何が不満だ、という事はなるべく話さないことにしていますが
逆のタイプで何でも話す。
不満を表明する、改善してほしい、こうなったらいいのにと
自分の意見を前面に出す、表明しすぎる人がいます。
何にでも不満があり、一日に数十以上。
話すたびに不満が漏れている、そういう人に
「 あまり愚痴は言わない方がいいですよ 」
と、強めに聞こえないように感情を殺して
ゆっくり刺激しないようにお話をしますと
「 私は愚痴なんて言っていない!不満が漏れるだけ 」
「 不満も言っちゃいけないの?何て私は可哀想! 」
という言葉が帰ってきます。
そう考えますと 「 不満を表明するな 」 という権利もありません。
ぐうの音も出ません、謝罪をいたします。
しかしながら、よく括弧内をみていただければ幸いです。
「 愚痴は言わない方が 」 と相手に話しております。
つまり、不満をぶつけられている人にとっては
「 不満 」 ではなく、 「 愚痴 」 と取られているのです。
すぐ態度に表してしまう人には
あまり理解できないかと思いますが何でも限度という物があります。
不満を表明するのはいい、しかしながら限度があります。
話すたびに不満を話す、というのはおかしい。
何か不満を感じたら即不満を表明する。
言われた方はたまったものじゃありません。
上の 「 あまり愚痴を言わない方が 」 は
丁寧な話し方であって
直接的に言えば
「 うるせえ、黙れ 」
「 何でも不満を言えばいいってわけじゃねえんだ 」
「 おまえ中心に世界は回っているわけじゃないんだ 」
「 どれでけわがままに育ったんだよ、自己中か 」
「 そんなに不満があるなら改善に動いたらどうなの 」
という表明です。
人によっては 「 幸せが逃げていくからやめなよ 」 という
表現になるかもしれません。
人の心の中なので想像になりますけれども。
そういうのを続けていくと
「 この人に何かを言っても愚痴しか言わないから 」
「 この人と話すと愚痴しか言わないから適当に流そう 」
と言うことになりかねません。
そういう会話は、当人はわからないのです。
普通に話しているのですから。
ただ、他人が聞いていると一切反論せず
「 そうですね/どうなんでしょうか?/私はわからないです 」
という会話が並んでいるだけです。
つまり、何を言っても不満という 「 愚痴 」 が発せられるので
人として対応するのが馬鹿馬鹿しくなり、対応がおざなり。
という具合になります。
さらに症状が進むと、音楽プレーヤーなどを相手が装備し始めます。
例えば、家族が朝から 「 音楽プレーヤーのイヤホンを耳にはめている 」
という光景があったとします。
通常はあまり見ない光景です。
とても音楽が好き、という人なら別ですけれども。
そういう場合は、家族の誰かが、そういう不満しか言わない
「 愚痴 」 を垂れ流していて聞くに堪えない。
聞いているのを我慢していてもストレスがたまってイライラになり
口げんかが勃発してしまうので、聞かなければいいという状態。
話も音楽越しですからある程度は理解しても
曖昧な理解です、適当な返事で済ましています。
ですから、家族の誰かが朝からイヤホン/ヘッドホンをしていて
自分やら家族やらが 「 不満という愚痴 」 を常に発している場合は注意が必要。
注意というのは「 不満という愚痴 」 を発している人の
信用/信頼度がマイナス、という箏。
ゼロではないの?と思うかもしれませんがマイナスです。
上に書いたように相手の声を聞きたくないからイヤホンをする
というレベルでは確実です。
簡単に数値で表せます。
陽のこと、例えば 「 水を持ってきてほしい~ 」 となりまして
持って行きます、+1ポイント。
陰のこと、不満な箏を話したら、-1ポイントです。
マイナスポイントという物は容易につきます。
1日20回、不満を話したとします。
( 20回×28日 ) × 12ヶ月 = 6720
6720 のマイナスポイントです。
これを打ち消すには 10倍程度の陽のことをやらなければなりません。
しかも、相手にいいことしたな?って認識されるレベルをです。
悪いことは印象に残り、よい事は印象にならないという話ですね。
1年で 67200 回、印象のあるいいことをしなくてはなりません。
出来ますか?
それを知っている人は、自らの評価を下げる
「 不満 」 や 「 愚痴 」 を軽々しく連呼するなんてのはしないです。
するのは勝手ですけれども、挽回は出来ない。
もちろん好き勝手に 「 不満を全方位に巻き散らかす 」 を実行して
周りから嫌われてもいいんだ!という人なら問題はありません。
ただ、自分で好き勝手していて、印象が最悪どころか
マイナス評価が何千という人が
「 優しくしてほしい 」
「 平穏な暮らしがしたい 」
「 家族/友人/知人から尊敬されたい、大事にされたい 」
という人なら
「 何を言っているんだ? 」
と人間の首が 90度 に折れてしまうレベルの首をかしげざるを得ません。
人によっては 180度 天地が逆になり頭が地面に埋まります。
いわゆるギャグ漫画の 「 ズコーッ 」 って奴です、最近はみないですが。
自分で、自分の理想と全く逆の 「 人に嫌われる行動をしている 」 のに。
そういう人を見ると昭和の芸人、コメディアンでなくても
「 何言うてんねん! 」 とハリセンで突っ込みたくなります。
それほど 「 自分のやっている事と理想が真逆 」 というお話。
だから不満を言う場合は 「 必要最低限で大事なことだけ 」 を心がける。
以上。
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