はじめに
誰かが話しているのにそれにかぶせて自分の話を展開するという人がいますが
様々な利益を損なっていると思うのです。
今回はそんなネタ。
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印象が悪くなる
誰かが話している時に自分の話をしてかぶせる、話題を奪うは
その話をしている人や話そのものを
「 そんなどうでもいい話はやめ、私の話を聞いて! 」
と言っているのと同じであり、印象は最悪。
そしてその話を聞いている人からも
その話をぶった切るのですから
楽しく話をしていた人たちは
「 話が途切れてから自分の話題に移行するならともかく 」
と思われ自分勝手な上に相手の気持ちやその周辺にも気を使えない
三重の悪印象であります。
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情報が伝わらない
これは話している内容によりますが大事な情報でも途中で割り込む人がいると
聞いている人の受け取る情報が混乱します。
それぐらい聞き分けられるでしょ?
と思うかもしれませんが、能力が高い人だけ生きているわけでなく
私の様な、1つのことに集中したい!という人からすれば
失礼を承知で表現すると、「 静かにしていて 」 であります。
逆に、人の話をかぶせる人は自分の話に夢中なわけですから
重要な話をしていても聞いていなく
10人いたとして自分だけ聞いてないよ!という状態になります。
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対応が遅れる
人の話を聞くは自分の知らない情報が入るという事でもあります。簡単な例としてスーパーで
前の人が支払いをしていて店員さんが
「 今日付けの割引券をお持ちですか? 10%引きになります 」
と話していたとして聞こえるわけですから
10%引きの割引券を持っていたかな?と事前に探せるわけです。
同じく病院などで座る位置にもよりますが受付の人が
「 4週間後は○○先生お休みなので、
3週間後かお薬あれば5週間後に 」
と話していたとします、自分が同じ担当医の人なら
どちらの予定が自分では大丈夫かな?と考えられます。
双方、自分のためと思うかもしれませんが
自分が事前に用意すればスムーズで
対面している人の負担軽減や、
後ろで待っている人への時短など利点があります。
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関連付け
これまでは他人の話にかぶせて話すが悪影響という内容でしたが、関連付けというのもあります。
他人の話をかぶせるので
・他人の話を終わるまで待てない自己中心的思考
・自分が話しをかぶせる事で起こる摩擦の予測
自分が話し始めると他人の話を聞けないので
・相手の状況を察せないので気が利かない
・得られる情報の低下
これらに関連付けされます。
よく話をかぶせてくる人はあまり好かれない印象ですが
これらも性格として複合する人が多いです。
逆に人の話を聞けるという事は
自分の意見があっても相手を尊重できる。
今、話しても大丈夫なのかは状況を判断できるなどの能力が
目立たないまでも備わっているはずです。
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わざと会話をかぶせる
人によりますが、普段は静かなのに「 え、何でこんなに会話をかぶせてくるの? 」
という事があります。
それらは場合にもよりますが
「 話している輪の中で誰かのNGワードに触れる前に話を転換させる 」
この様な目的でかぶせる人がいます。
簡単な例として
・親が亡くなった直後
・失恋/離婚した直後
こういう人が話の輪にいた場合は
「 親がうるさいんだよ 」「 結婚っていいわー 」
的な話はNGワード的になります。
話しては駄目という事ではなく、なるべく直接的に触れない
いわゆる気遣いで触れない方がいい。
今現在で言えば、新型コロナで
身近な人が亡くなっているのを知っているのに
「 コロナなんて怖くねーわ、マスクなんて不要、死ぬ奴は自然淘汰 」
という事を声高々に言う事です。
その様な流れにならない様、ワザと会話を転換させる人もいます。
大抵は、通常静かな人が急に話の方向転換をするは
違和感があるので
「 あっ、この話題は誰かのNGワードなんだな? 」
とピーンとひらめくのではありますが
普段から話をかぶせている人は
「 何だこいつ、急に人の話にかぶせて来やがって、邪魔するなよ 」
という認識だかは知りませんが
話の転換/誘導に惑わされずNGワードを連発して
周りから察しの悪い人だな?などの印象になります。
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とまあ、こんな感じで
話をかぶせるで良い悪いでした。
どんな話でも途中でぶった切るのはあまり宜しくない。
それが他人のため、相手のためならまだしも
自分の話を聞いては、どんなに魅力的なお話でも。
相手の話を聞かないは
自分の話も聞かれない。
そう思っておけば大丈夫です。
それでは、皆様に会話が弾むよう
会話の神様にお願いをいたしまして、これにて終了です。
以上。
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