最近は SNS の使用方法について話題になる事が多くなりました。
表現としては色々とありますが根本という大本は
簡単に説明すれば 「 他人との境界線を明確に引いていない 」 から
問題が発生すると思うのです。
わかりやすい例ですとAが大嫌いな人がいて
他の人はAが大好きです。
Aの良さがわからないのでどうしてAが好きなの?
もっといいものがあるじゃない?と伝えてしまう。
「 他人との境界線を明確に引いていない 」 から
他の人がAが好きだという表現を否定してしまうのです。
Aが嫌い/好き/どちらでもないも自由。
自分がどれかに所属していればいいだけなのに
どうしてか嫌いだからと敵陣営へ飛び込んでしまう。
誰でも自分の好きな物を否定されるものは嫌なものですが
少々それらの 「 他人との境界線を明確に引いていない 」 人は
その境界線を越えてしまうのでトラブルになります。
「 どうしてAが好きなの?もっといいBがあるじゃない 」
こう相手へ伝えたとして
「 Aの素晴らしさを知らないなんて人生の99%損している 」
こう返されトラブルになる場合が多い。
これも先に相手を攻撃しているので相手が反撃しているだけであり
最初から攻撃しなければ反撃もされないのです。
現実にて初対面でいきなり顔にビンタを食らわせて
仲良くしましょうね?とにっこり笑顔で握手しましょう。
私たちは仲良く出来ますという状況はほぼあり得ません。
対面ではおかしいと感じる行動でも SNS では
画面の向こうなので気がつかずにやってしまう場合があり
上の例は手という物理ですけれどもネットでは言葉です。
具体的な行動としてではなく気軽に行え
そして結果という相手の顔も見えない。
故に自覚をしないで相手へ ○○ している場合があります。
そこで大事なのは繰り返し表現しております
「 他人との境界線を明確に引く 」 です。
相手はこう、私はこう思う。
明快な線を引き、それ以上は踏み込まない。
踏み込むにしても相手の境界線に踏み込んでいる
相手のテリトリー ( 領域 ) へ踏み込んだと自覚を持てば
いわゆる敵地で暴れるという事態は少なくなるかと思います。
あくまで少なくなるであり完全になくなるではありません。
間違いを犯さない人はいませんので
自分は間違いを犯す人間であると自覚して接します。
これも人間は間違いを犯すから好き勝手に発言してもいいではなく
トラブルを起こさないように境界線という
相手のテリトリー ( 領域 ) を意識するであります。
間違いが 100 あったら 10 へ、10 あったら1へ。
0 には出来ないけれども 0 に近づけたい、それだけ。
それを意識するだけでも SNS でのトラブルは大分減るかと思います。
ただしこれは双方でこの考えをしているが条件であり
トラブル上等、私は私の意志を貫くという人がいる場合は崩壊する。
以上。
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